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2021.03.28 どこよりも早い広島県公立高校入試選抜Ⅱ分析 ~理科編~

どこよりも早い広島県公立高校入試選抜Ⅱ分析 ~理科編~

今回は3/8・9に行われました広島県公立高校入試選抜Ⅱについての分析を行っていきます!!まずは理科からです。

 

【概要】

今年度も大問4問の形式でした。大問1が物質分野、大問2が生命分野、大問3がエネルギー分野、大問4が地球分野からの出題形式でした。今年度は昨年度と同様に記述式の問題が多くなっており、ここ数年の傾向通り実験や観察を基にした問題が多いのが特徴です。さらに完答問題が増えているので得点しづらい傾向となっています。以上から「考える」学習が必要であるように思えます。

 

【分野別傾向】

エネルギー分野

 オームの法則・発熱量に関する問題でした。こちらも実験を基にした出題傾向が強く、グラフを書く、表から読み取るなどを問う内容になっています。グラフの作図、発熱量に関する記述、電力量の計算、オームの法則を用いた計算、回路図の作図が出題されました。

 

物質分野

 物質の性質・密度に関する問題でした。実験を基にした出題傾向が強く、手順・器具・留意点などの基礎知識や関連事項を問う内容になっています。質量パーセント濃度の計算や密度にに関する記述、実験道具の使い方(メスシリンダー)が出題されました。

 

生命分野

細胞分裂・細胞の成長に関する問題でした。観察・実験を通して出題される傾向が強いです。顕微鏡の使い方、細胞分裂の順序、細胞の成長の様子を記述する、子葉に関する実験の考察が出題されました。問題内容は関連する基礎的知識を用語や文章で答える形式が多くとられます。

 

地球分野

前線・日本の季節の特徴に関する問題でした。観測結果・グラフを読み取る力出題傾向が強く、寒冷前線の特徴、温暖前線に関する記述、日本の季節の特徴の記述が出題されました。

 

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【分野別対策】 

エネルギー分野

法則や原理を理解した上での公式の暗記と計算問題の練習が必要です。また図やグラフの読み取りにも慣れておきましょう。来年度は光音力、運動のようすの出題が予想されます。

 

物質分野

実験と関連づけて理解することが大切です。また実験時の注意点は出題されやすいです。近年よく出題されるのが教科書に載っていない実験を行い、問題を解くものが出題されます。落ち着いて会話文を読みポイントを抑えることで十分答えが出せるのでまずは基礎的な知識を確実に覚えておきましょう。来年度はイオンや中和、化学変化の出題が予想されます。

 

生命分野

植物・動物・生物のつながりなどを分類し暗記することが大切で、学習量が得点に直結しやすい分野です。ただ、近年観察を基とした記述問題も増えてきているので、観察実験の意図までも理解してほしいです。来年度は動物のからだのしくみ、食物連鎖に注目です。

地球分野

学習内容を図解で整理し、問題点を明確にすることが重要です。受験生が苦手とする内容が多く、この分野の克服が高得点には必須です。来年度は天体、地震が要注意です。

 

【理科克服の一歩】

4分野から構成されているので、1つずつ克服すれば必ず突破口が見えてくるはずです。まずは基礎事項を徹底して身につけましょう。実験観察などの考察の記述問題や完答が多いので、教科書内容をしっかり覚えていくようにしてください。 

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さあ、いかがでしたか?新中3生のみなさん、もう受験は始まっていますよ!!

次回はどこよりも早い公立高校入試数学の分析です!

 

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