私は平岩小学校から崇徳中学校に合格しました。私が受験を意識し始めたのは、兄が中学受験に挑戦して志望校に合格し、毎日生き生きと学校生活を楽しんでいる姿を見て、「私も兄のように充実した日々を送りたい」と思ったからです。
　受験をするにあたり、まずはいろんな中学校を見に行きました。実際に見ることでイメージがわき、自分がどうしたいかがわかってきました。両親ともたくさん話し合いをして、すごく協力してくれました。これらは中学受験を乗り越えるために必要なことの一つだと思います。また、こんなにしてくれる両親に恩返しをしたいという気持ちもありました。
　でも、中学受験を乗り越えるために一番必要なことは、「自分が受かる」という強い気持ちをもって、自分のペースで勉強を進めていくということでした。
　本番の試験は朝からずっと緊張しましたが、音楽を聴きながら会場に向かったので少し緊張がほぐれました。面接のときははっきりと答えることを意識しながら話しました。
　結果発表の時、「合格」の文字を目にしたときはうれしすぎて信じられませんでした。努力してよかったと思いました。このうれしさは言葉にはできないものでした。
　受験勉強はとてもつらくて逃げ出したいときもあったけど、とにかくやることをしっかりやりぬくことが大切だと身をもって感じました。これからもこの経験を忘れずにがんばっていこうと思います。