私は本番直前の模試の判定がD判定で、『私は受からないかもしれない』と思いました。毎日朝5時から起きて勉強して、夏の田中学習会の合宿で10時間以上勉強していたので、正直『まぁ上位で受かるだろう』とうぬぼれていました。しかし、入試本番3日前に返された模試の判定がD判定で絶望とともに、今まで自分は何をしていたんだろうという自己嫌悪に陥りました。親に言うことも出来ず、『どうだった？』と聞かれても、いつも通りだったとしか言えず、そんな自分がもっと嫌いになりました。
　しかし私は諦めが悪い性格なので、すぐにこの3日間どうするかを考えました。観音高校の偏差値は52でA判定なので基礎をおさえればいけると考えました。そこで1日目は社会の基礎をしました。午前中は地理、午後は歴史、6時からは公民をしました。本当に死ぬ気でやりました。2日目からはやる気は薄れてきたけれど、一番ヤバかった理科はやらなければいけないと思い理科の基礎をひたすらしました。何度も解きなおしをして問題を覚えました。3日目は基礎を確かめる演習問題と、田中学習会の個別指導で使ったプリントの見直しをしました。そんなこんなで入試が終わり、合格発表の時が来ました。受かるとは思っていなかったので、受かったときは泣き崩れてしまいました。
　最後に後輩の皆さんへ。受験は何が起こるかわかりません。最後まであきらめないでください。