私は「志作文コンクール」で二次選考にまで進めたことが最も記憶に残っている。自分の思いを好きなように書き進めていただけで二次選考まで進めるとは思っていなかったので驚きだった。二次選考で様々な志、意見を持った同世代と意見交換を交わせたのはとてもいい経験になったと思う。また、共通テスト前の東進の学力POSで毎日配信されていたコンテンツは、おぼろげになっている部分の復習に役立ったので、配信が開始されたらコツコツ取り組むとよいと思う。

私が勉強において伝えたいことは、思うように模試の結果が出なくても最後まであきらめないということだ。実際、私の場合、学校の模試では高くても500点台前半、東進の模試ではたいてい400点台だったが、共通テスト本番では620点ほどを取ることができた。だから、模試の結果が奮わなくてもあきらめることなく努力を続けてほしい。

私の現在の目標ははっきり固まっているとはいいがたいが、化学関連の研究職につきたいと考えている。細かい分野も決まっていないが、少しずつ自分の進みたい道を探していきたいと思う。まだ、何がしたいか全く決まっていない受験生の方々も「志作文」などこれからの進路を考えるきっかけを活用して、少しでも将来のことを考えてほしいと思う。私は今まで受験勉強を進める中で両親に何度もお世話になった。また、両親だけでなく学校の先生方や東進の担任・担任助手の助力があってこその合格だと思う。手助けしていただいた方々、ありがとうございます。これから受験する人も周囲の方への感謝を忘れないでほしい。