僕は広島大学附属高校が第一志望で、田中学習会に入塾したのは７月頃でした。それまでは、ほとんど勉強をしてこなくて、勉強を本格的にし始めたのがかなり遅くからになってしまいました。そのうえ、僕は不登校で内申点がかなり低かったので、受験に対する自信はほとんどありませんでした。それでも合格したかったので、受験に全力で取り組むようにしました。
　僕が入塾して入ったのは一番難しいクラスで、授業についていけるか少し不安でした。しかし、授業で扱う内容はとても難しいものもありましたが、先生の説明が分かりやすくて質問もしやすかったので、わからないということはほとんどありませんでした。家では過去問に取り組んでいました。数学は解けなかった問題に対してどうしたらその解法が出てくるのかを考えるようにしていました。理科と英語は、入試に出てきそうなことを少しでも覚えて、難しい計算や長文を早く解くための練習などをしていました。国語と社会は、どちらも苦手だったので、取れるところを落とさないように意識していました。そんな風に勉強をしていましたが、直前の模試ではE判定を取ってしまいました。それでも試験当日は「絶対受かる」という自信を持つようにしました。そうしたら本番でも全く緊張しなくなり、自分の持っている力を十分に発揮できました。合格発表までは不安しかなかったけど、自分の受験番号が乗ってあるのを見て、飛び跳ねるほど喜び、安心しました。