突然ですが、感謝の気持ちを持つということは、人のあらゆる行いの原動力になると思います。
保護者面談や生徒面談をしていくなかで、勉強面、あるいはそれ以外の生活面で大小様々なご相談をいただいたり、課題点が見えたりします。
それらをなんとか改善していこうとするとき、場合によっては
「今後はこういう約束にして、厳守してもらいましょう」
とか、
「家で言うことを聞かないならば、代わりに講師から注意しておきます」
といった対処をしたとしても、それが形だけで終わってしまっては効果は続きません。
生徒自身が「親と約束したから(させられたから)」「先生に怒られたから」という気持ちでいては、真の意味では何も改善しないでしょうし、
かといって「自分の将来のためだから」「いま自分が変わらないと駄目だから」という立派な言葉を述べたとしても、意外と実際の行動には現れにくいでしょう。
そこで、冒頭の感謝の気持ちです。
なぜ大人たちはそんな約束をさせたのか。なぜあんな注意をしたのか。
罰を与えるためでもなければ、ムカついたからでもありません。
保護者も講師も、その子のことを真剣に考え、なんとかしてやりたいという、ただその一心です。
自分に約束事を課してきた親や、注意をしてきた先生に対して、
反発したり腹を立てたりするのではなく「感謝をする」というのは、
よほどできた人間でない限り難しいことかもしれません。
でももし誰かに対して感謝の気持ちを持つことができたなら、今度はその相手に報いるため、その相手を喜ばせるために行動するという動機が生まれます。
田中学習会では、教育理念の中に「心・魂の成長」を掲げています。
時には厳しく、時には優しく寄り添いながら、
自分を支えて応援してくれている人たちに感謝できる人間になっていただくための生徒指導を、今後も粘り強く続けていきます。
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— 田中学習会【宮園校】 (@miyazono_tanaka) March 12, 2019
【廿日市エリア】感謝の気持ちを持とう!【宮園校】
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