どれだけSNSが発達しても
どれだけ社会がデジタル化しても
どれだけAIが発達しても
人と人との関わりは
生きていくうえで
避けては通れないと
僕は断言します
”人間は社会的動物である”
アリストテレスが唱えた言葉は
人間の本質を見事についた
非常に意味深いものです
コミュニケーション能力は
社会生活をしていく上で
絶対に備えるべき
重要な道具であることは
間違いありません
人に愛され
人に助けられ
人に育てられて
そして
笑顔で満たされる人生を
送るためにも
コミュニケーション能力を
しっかりと身に着けた
生徒を育てたいと
思っています
ところでこの
コミュニケーション
英語表記すると
[communication]ですが
接頭部の[co(m)]が
”同じ”とか”一緒”という
意味を持っています
語源通り
コミュニケーションは
人と人とを一緒にする
道具なのです
では[co(m)]にまつわる単語を
インプットしましょう
[common]ー”共通の”
一緒になっている状態ですね
[collaborate]ー”共同で働く”
[labor]が”労働”という意味なので
一緒に働くイメージです
[compose]ー”構成する”
[pose]は”置く”の意味なので
([pose]に関しては
バックナンバー(P欄)の
「ポジションはキャッチャー?」
(2019年7月22日号)をご参照下さい)
一緒にまとめて置くイメージです
[cooperate]ー”協力する”
[ope]の部分が
漢字の”働”に該当するので
一緒に働くイメージです
[coordinate]ー”調整する”
[ordi]が漢字の”整”の意味なので
同じになるように整える
イメージです
ちなみに
[ordi]の派生語
[order](オーダー)は
”順序”とか”秩序”という意味です
整然とした状態という
イメージです
野球で打順の事を
(オーダー)と言いますね
[concentrate]ー”集中する”
[centra]が
[center](センター)”中心”の
派生語なので
気を中心に集める
イメージです
[connect]ー”つなぐ”
コネで入るとか言いますね
[coexist]ー”共存する”
[exist]が”存在する”なので
一緒に存在するイメージです
[compathy]ー”共感する”
[pathy]が”感情”の意味を持つので
一緒の感情を持つイメージです
次回は最後に取り上げた
[compathy]の[pathy]について
お話させてもらいます
来週30日(月)はお休みです
次号は2020年1月6日に
配信します
本日はここまで~!