小学生の指導業務
一人ひとりと、中学受験に向かい合う
中学受験の学習は、小学生にとって大変な負担です。友達と遊ぶ時間も、家族でだんらんする時間も削り、中には大好きな習い事をやめてまで塾に通う子どももいます。学校や塾の宿題に追われて、睡眠時間は下手をすれば大人よりも少ないのではないかと思います。それだけに志望校へなんとしても合格したいという思いは相当なもので、保護者の期待も大きなものです。そして、その思いや期待に応えるべく働くのが、私たち中学受験に関わる塾講師です。
私たちの仕事は、生徒を志望校に合格させるために、勉強を教えるだけではなく、生徒の体調管理や精神的なフォローもしなければなりません。相手は小学生ですから、体力面・精神面は、まだまだ未熟です。そのため、細かく生徒の表情や家庭での様子をリサーチしながら、勉強以外にも生徒一人ひとりと関わることで、子どもたちと一緒に受験に向かっていきます。そうすることで、講師自身も成長できます。
生徒と一緒に泣き、笑い、時には、心を鬼にして生徒と向かい合う。そして長時間を一緒に過ごし、喜怒哀楽を共にする分、生徒の心身の成長をダイレクトに感じることができる、これが一番のやりがいではないかと思います。
無限の可能性を与える子ども英語
小学生は、新しいことを吸収しようとする意欲が旺盛です。特に初めて触れる英語は、日本とはまったく異質の外国の文化を学ぶ機会になります。海外旅行に行きたい、自在に英語を操りたいなど、夢が無限に広がる可能性を秘めています。
目の前にいる子どもが、将来、海外で活躍できる人材になったとき、そのきっかけが、あなたの教えた英語だとしたら…想像できますか?あなたも次代を担う子どもを指導してみませんか。
小学生に教えることは、人格を形成すること
講師の仕事は、勉強の知識を教えるだけではありません。勉強の方法をはじめ、授業の受け方、あいさつの大切さなど、人格形成に影響を与える重要な役割を担っていると言っても過言ではありません。あんなことやこんなこと、さまざまなことを私たちに伝えたい、聞いてほしいという純粋な目、小学生の勉強したいという意思があらわれた目を裏切ることはできません。大げさに言えば、生涯にわたる知識意欲を植え付けることができるかどうかはあなた次第です。
子どもたちが将来、成長して塾に遊びに来てくれたら、塾人冥利につきる瞬間ですね。
中学生の指導業務
テストに強い指導が、田中学習会の醍醐味
田中学習会といえば定期テスト対策が自慢の1つです。田中学習会が公立高校入試に抜群の合格率を誇っているのには理由があります。公立高校の入試制度は少し複雑ですが、大切なことは、各中学校から高等学校に送られる内申点の比重が極めて大きいという点です。しかもその内申点は、中学1年生から中学3年生にかけて、各学年均等に算出されているという点です。つまり早期から各中学校における「中間テスト・期末テスト」が最も重視されているということです。
そこで田中学習会では、日ごろから「中間テスト・期末テストで高得点」を目指した指導、そして田中学習会だからできる定期テスト対策を実施しています。各中学校ごとの過去問を研究したり、時事問題についての情報交換を行ったりと、定期テスト対策にはかなりの時間と労力を費やしますが、そこにおもしろみを感じる講師もいます。定期テスト対策期間は、通常授業以外に、休日学習・朝学・昼学*など、通常時の2倍以上の時間数を特別プログラムとして追加します。内申点アップを目指して、生徒と講師が一緒になって燃えます。一人ひとりがやる気になってがんばり、田中学習会の生徒たちの成績は、見事に上昇していきます。私たち講師も生徒と一緒になって「○○点上がった!」「○○点下がった…」と一喜一憂することも多々あり、そこにやりがいを感じている講師も多いものです。
*朝学とは、定期テスト当日の早朝に行うテスト対策補習のことです。
昼学とは、次の日のテストに備えて午後から行うテスト対策補習のことです。
醍醐味は授業だけではない
もちろん定期テストだけではなく、志望校合格という大きな目標もありますので、入試問題に対しても研究や情報交換は欠かせません。毎年5~7回、田中学習会主催「中学生統一テスト」を実施しており、定期テスト結果とともに各自の目標を提示し、生徒たちの努力を引き出しつつ、的確な進路指導を行っています。保護者の方とも個人懇談会を実施し、ご家庭と連携を取り合いながら生徒たちへ最適な学習プランを提供しています。中学3年生には、各高校の先生に来ていただいて、高校進学説明会も実施します。
また、田中学習会では本気で勉強に取り組む中学生の力をさらに伸ばすために、学習合宿や暗記会、中3卒業旅行など、さまざまなイベントを企画・運営します。学習合宿や暗記会では、普段の授業と異なり、入試最頻出ポイントを徹底的にたたき込み、高校入試の得点源を鍛え上げます。卒業旅行は、生徒たちと一緒になって楽しむイベントでもあります。
さまざまなイベントの企画も、校舎ごと、あるいは全体で実施しています。こうしたイベントに積極的に参加したり、新しい企画を自由に提案し、運営したりすることに、やりがいやおもしろみを感じる講師もいます。
生徒と一緒に、自分自身も成長する
「先生、○○点も上がったよ!」「志望校に合格したよ!」などの声を聞いたとき、現場の最前線にいる講師自身も大きな喜びやこの仕事の醍醐味を感じます。そして日々の生徒の成長を見守る中で、講師自身も元気やパワーをもらい人間として成長できます。生徒とともに講師も伸びることができる、田中学習会はそんな環境です。
高校生の指導業務
人生の岐路に立つ受験生を支える
現在の大学受験は、数年前とは違って、自分に合った受験方法を知っているかどうかで合否が決まります。その上、大学入試制度は毎年変化が激しいため、私たちは日々その受験制度について把握していかなければなりません。大学受験は、人生において大きな岐路となります。そのような岐路にいる生徒たちを励まし支え、納得のいく受験をしてもらえる環境をつくるのが私たちの役目です。生徒が第一志望校に合格し、「先生のおかげで合格できたよ!」「先生、本当にありがとう!」といった声を聞いたときの喜びは、塾講師でないと体験できないことです。
親密な関係の上に成り立つ
田中学習会の高校部では、日ごろの授業ではわからない家庭での学習状況や学習環境を把握するために、定期的に保護者面談・三者面談を行っています。保護者に、生徒の現在の状況を細かく説明し、保護者が気づいていなかった生徒のくせなどを話すことによって、親密な関係が築けます。社会人になった元塾生や親となった元塾生が来塾し、近況報告をしてくれるといった、うれしい出来事もあります。
各校舎にある個別指導部では、生徒はわからないところだけを質問できます。担任制なので、生徒と講師の結びつきも強くなります。「先生、わかるようになってきたよ」「勉強がおもしろくなってきたよ」などの声を聞くと、非常にうれしいものです。人気講師ともなると、入塾の理由は「○○先生がいるから」などと言われ、やりがいを感じることができるでしょう。
個別指導の指導業務
多様化するニーズに応える指導法
一斉指導と個別指導という違いはあっても、小手先のスキルよりも生徒一人ひとりに対する接し方を大切にし、生徒にとって何がベストかを考えるという軸は同じです。今は保護者の要望も多様化し、全国的にも個別指導が広がり、田中学習会の個別指導も定着しつつあります。
生徒一人ひとりと、一緒に取り組む
新人講師で授業がまだうまくない頃は「授業がうまくなる」ことにやりがいを感じることでしょう。良い授業をすると、生徒の表情や成績結果に現れます。個別指導における良い授業とは「その生徒のやり方を見つける」ことです。勉強の方法や進め方、学ぶ姿勢も生徒と一緒になって考えます。もちろん、これもやりがいの1つです。特に、生徒が自主的に質問をしてくれた瞬間や、生徒が「わかった!」という表情をしたときは、とてもうれしいものです。
やる気を引き出す
個別指導の仕事では、担当している科目や苦手単元を切り口に、生徒のやる気を引き出します。さらに学習の進め方や姿勢を指導し、主要科目全般の成績向上を図り、第一志望校合格を徹底してサポートします。個別指導の活動を通して、私たちは生徒や保護者の「喜び」と「感動」を創っています。
東進衛星予備校の運営業務
高い現役合格実績を誇る東進衛星予備校
田中学習会が運営する東進衛星予備校は、東大をはじめとした旧七帝大、医学部医学科、早慶など難関大学に多数の合格者を輩出し、全国980校の東進衛星予備校の中で、複数の項目で全国第1位を獲得するなど、高い実績を誇っています。
東進衛星予備校での仕事
東進衛星予備校の仕事は、田中学習会の仕事と異なり、授業を行うことで生徒を直接指導するわけではありません。1,000講座を超える全国屈指のレベルを誇る講師陣の映像化された授業を生徒一人ひとりに提案し、成績を伸ばし、第一志望校合格を目指します。多感な時期にある高校生が映像授業のスタイルで受講するため、モチベーションの管理が難しくなります。ここで東進社員の担任指導が大きな役割を果たします。グループミーティング、合格指導面談や日々の声かけの中で生徒のやる気を引き出し、うれしいときはともに喜び、悲しいときは生徒を励まし、前向きな気持ちにすることで、学習に向けてのエネルギーを引き出します。全国区の戦いである大学入試を通じて、社会に貢献する人材の育成を行っていきます。
個の力を融合=「組織力」が仕事をさらなる高みへ
各校舎では、田中スピリットを基に、理想の校舎づくりが進められています。自分自身が成長することも重要ですが、「個人」の力には限界があります。「組織」で取り組むことで、「個人」では実現できないダイナミックな仕事ができます。そのため、教室長になると他メンバーたちを一致団結させるマネジメント力も必要となってきます。
経営的視点で臨む仕事
経営の視点から、仕事に取り組むことも重要です。「売上」は重要な責任であり、常に顧客の期待を上回る仕事をしていく必要があります。極論を言えば「売上=信用」ということになります。「売上」と一言でくくると、マイナスなイメージを持たれがちですが、シンプルに「社会からの評価」ととらえることができます。しかし同時に、売上を目的とした仕事は一過性のもので、絶対の永続的な信用を得ることはできません。本当に価値のある仕事をして、顧客により良い成果を提供してこそ、信用され、結果的に売上が伸びます。当たり前のことですが、このことをしっかりと理解してほしいと思います。生徒の「学力」だけでなく「人間力」も鍛え、顧客の期待以上の成果を出し続けたい。そして社会の信用を得て、校舎を発展させていきたいと私たちは考えています。
東進にも脈々と流れる田中スピリット
田中学習会の良いところは、成果をきちんと評価してくれること、失敗してもチャンスを与えてくれること、何よりも、普通では考えられない要職を年齢にかかわらず任せてくれることです。常に上のステージで仕事ができるので、自分の仕事の成果が、他の企業で働いている同世代と比べてもダイナミックです。 また、田中学習会の特長は教育理念の高さにもあります。学習塾として入試をゴールに置くのではなく、その先の未来を見据え、「次代を担う人材」を育成すべく、人間教育を行っています。一人でも多くの子どもの成長に役立ち、日本全体ひいては世界全体に貢献していこうとする志の高さが、田中学習会にはあります。