学力を伸ばし、学習力を向上させる中で、子どもたちの意志を鍛え、
精神力を培い、心・魂の成長の場となることを目指します。
田中学習会は、おかげさまで23年目の新年度生を迎えさせていただきました。昭和60年
4月に3名の生徒たちとスタート致しましたが、生徒の皆さん、保護者・地域の皆様の格別のご理解を賜り、現在およそ5千名の生徒とともに歩ませていただいております。その生徒たちですが、中3のテスト会においても約1000名の生徒が集まってくれるのですが、けじめある速やかな整列や明るい挨拶、表彰式での暖かい拍手など、子どもたちが受験に向け塾での学習を通して、健全に切磋琢磨してくれているのを強く感じ、とてもうれしく、そして誇りに思わせていただいております。本当にありがたく、感謝御礼申しあげます。
また近年では、街のいろいろなところで現塾生や卒塾生が声をかけてくれたり、教え子が社会人として活躍しているのに触れたり、弊社の社員となり私以上の熱血講師をし、そしてこの仕事のやり甲斐や感動を通して成長してくれたり、あるいは卒塾生のお子さんたちが親と似た顔で入塾してくれたりと、塾人としてこの上ない幸せを感じさせていただいております。
そして23年目を迎え、子どもたちに2つのことを願っています。
1つ目は、学び取っていくカー「学習力」を身に付けていって欲しいということです。昨今のように価値観が多様化し、経済・文化・制度・環境など社会全体も大きく変化している中では、新しい事象に対してたおやかに対応し、また吸収していく力が要求されます。特に現代の情報社会においては、次々と洪水のように押し寄せてくる情報を取捨選択・処理し、必要な新しい知識を身に付けていくことが重要となります。これまでの学歴社会では、どこの学校を卒業したかに重きをおいていましたが、これからは、その学校を卒業するまでに、新しい知識・情報
を学び取り、身に付けるといった「学習力」が、どれだけ培われているかが問われるようになります。「やるぞ」と自らが動機付けを行うことも、直面する問題を工夫し解決していくことも、辛抱し継続していくことも、素直な気持ちで前向きに良心に従って進んでいくことも、その「学習力」の大切な要素です。子どもたちが塾での学習や受験を通して、将来に必ずや必要とされるであろうその「学習力」を向上させていって欲しいと願っています。
2つ目は、学習を通して心の成長、魂の成長を遂げて欲しいということです。
子どもたちは、強さや明確さの程度差はありますが、それぞれ夢や目標を持って学習してくれています。そして一人ひとりみんな違いますから、夢や目標も違えば、難易度もスピードも違います。学校での「相対評価」から「絶対評価」への変更も落ち着きましたが、子どもたちにもぜひ周りとの相対的な比較ではない心底からの絶対的な夢を持ってもらい、そこへ行くまでの小さな目標を1つ1つクリアしながら着実に育ってほしいと思っています。もちろん受験では偏差値や相対的な見方は必要ですが、それらは目標の目安や発憤材料にすぎず、また
ライバルがいるとすればただ一人「昨日の自分」だけで、一人ひとりがそれぞれのその絶対的な夢や目標に向かって力強く歩んでほしいと思います。そして、子どもたちには夢や目標に向かう過程である学習を通して、学力を伸ばすだけでなく、1日1日を大切にし精一杯生きる中で、心・魂も一歩一歩成長させていってほしいと思います。
今後も私ども田中学習会は、子どもたちを得点や着ている制服で評価することなく、そこに行くまでの子どもたちの過程をしっかりと見守っていきたいと思っております。

